
ハンドタオルのシャーリングとジャガードの違いとは?特徴・手触り・選び方を徹底比較
オリジナルハンドタオルの「シャーリング」と「ジャガード」の違いを徹底解説。パイルを刈り取ってなめらかに仕上げるシャーリング生地と、糸を織り込んで模様を表現するジャガード織りの特徴、手触り、プリント再現性、耐久性、コストを比較。ロゴや用途に合わせた最適な選び方がわかります。

新会社の設立、オフィス移転、コーポレートロゴの刷新、あるいは定期的な資材発注など、ビジネスの現場で必ず発注機会が訪れるのが「社名入りのオリジナル封筒」です。
自社のロゴや住所が印刷された封筒は、請求書や契約書、案内状などを届ける単なる包装資材にとどまりません。取引先や顧客が最初に手にする「企業の顔」であり、信頼性やブランドイメージを印象づける重要なコミュニケーションツールです。
しかし、いざ自社でオリジナル封筒を作ろうとすると、 「長3、角2、洋長3など種類が多くて、どれを選べばいいか分からない」 「A4書類を三つ折りにするべきか、折らずに送るべきか迷う」 「2024年10月の郵便料金値上げで、どのサイズが一番送料を抑えられるのか?」 「請求書が透けて見えないようにするには、どの紙と厚みを選べばいい?」 といった実務上の疑問や選択肢の多さに直面しがちです。
本記事では、封入する書類(A4・B5など)から逆算するサイズ早見表をはじめ、ビジネスで必須となる定番3大サイズの使い分け、2024年10月改定後の最新郵便料金ルール、失敗しない紙質・厚み・口糊の選定基準まで、実務担当者が押さえておくべきポイントを網羅して解説します。
封筒選びで最も確実なアプローチは、「中に入れる書類のサイズ」と「その書類を折ってよいか」から逆算することです。
まずは以下の早見表で、自社が送りたい内容物に適合する封筒規格を確認してみましょう。
| 封入物(書類) | 折り方 | 最適な封筒規格 | 外形寸法(幅×高さ mm) | 郵便区分 | 主な用途・書類例 |
|---|---|---|---|---|---|
| A4用紙(210×297mm) | 三つ折り | 長形3号(長3) | 120 × 235 | 定形(110円) | 請求書、見積書、納品書、一般的な事務通信文 |
| A4用紙(210×297mm) | 三つ折り(横型) | 洋長3号(洋長3) | 235 × 120 | 定形(110円) | イベント案内状、挨拶状、招待状、DM |
| A4用紙(210×297mm) | 折らない(そのまま) | 角形2号(角2) | 240 × 332 | 定形外(180円〜) | 契約書、重要書類、提案書、会社案内、パンフレット |
| A4クリアホルダー(220×310mm) | 折らない(そのまま) | 角形2号(角2) | 240 × 332 | 定形外(180円〜) | 書類一式、契約書原本、営業プレゼン資料 |
| B5用紙(182×257mm) | 三つ折り・四つ折り | 長形4号(長4) | 90 × 205 | 定形(110円) | 給与明細、社内連絡票、領収証、受領書 |
| B5用紙(182×257mm) | 折らない(そのまま) | 角形3号(角3) | 216 × 277 | 定形外(180円〜) | B5書籍、学会誌、B5パンフレット、報告書 |
| ハガキ・カード(100×148mm) | 折らない(そのまま) | 洋形2号(洋2) | 162 × 114 | 定形(110円) | 礼状、招待状カード、案内ハガキ |
上の表を見て分かる通り、A4書類を送る場合でも「三つ折りにして長3/洋長3で送る」か「折らずに角2で送る」かで封筒サイズと郵送区分が大きく分かれます。
どちらを選ぶべきかは、書類の性質とビジネスマナーで判断します。
封筒規格を調べる際、カタログに「A4ジャストサイズ」として「角形20号(229×324mm)」や「角形A4号(228×312mm)」が掲載されているのを見かけることがあります。
「無駄な余白がないほうがスマートでは?」と思われがちですが、実務現場では角形2号(240×332mm)を選ぶのが鉄則です。
ビジネスで書類を送る際、折れ曲がりや水濡れを防ぐために「A4クリアホルダー(外寸:約220×310mm)」に挟んで封入するケースが多々あります。角20号や角A4号は用紙単体なら収まりますが、クリアホルダーを入れると左右の糊しろに引っかかり、出し入れが極めて困難になります。
どんな現場でもストレスなく使える汎用性を確保するなら、A4クリアホルダーが余裕をもって収まる「角形2号」を強く推奨します。
関連記事オリジナル手提げ袋の作り方|素材・サイズ・印刷の選び方と失敗しない小ロット発注ガイド法人向けオリジナル手提げ袋の製作ガイド。紙袋・不織布・ポリ袋の違いから、A4が収まる適正サイズ、コート紙やクラフト紙の選び方、アクリル紐やPP加工の耐久性、100枚からの小ロット費用まで、実務で失敗しないポイントを解説します。日本の企業が発注する社名入りオリジナル封筒の9割以上は、**「長形3号」「角形2号」「洋長3号」**の3サイズで占められています。
初めてオリジナル封筒を揃える場合は、まずこの3規格の役割を押さえておけば、日常のあらゆる業務シーンに対応できます。
長形3号(通称:長3 / ちょうさん)は、日本のビジネスシーンで最も流通している和封筒です。A4用紙をきれいに横三つ折りにしたサイズ(約99×210mm)がすっぽり収まるように設計されています。
後述する定形郵便の最大規格(120×235mm)いっぱいの寸法で作られており、最安の郵送料金で送れるため、毎月大量に発送する経理・総務関係のルーチン書類に最適です。
長3封筒を作る際、特に請求書や納品書用として人気が高いのが「窓付き封筒」です。封筒の表面に透明な窓(セロ窓やグラシン窓)を開けておくことで、封入した帳票の宛名部分が外からそのまま見えます。 これにより、封筒表面への宛名印刷や宛名シールの貼り付け作業が完全に不要となり、発送業務の人的ミス(宛先と中身の入れ違い)を防ぐことができます。
角形2号(通称:角2 / かくに)は、A4用紙(210×297mm)を一切折らずにそのまま封入できる大判封筒です。前述の通り、書類を入れたA4クリアホルダーもスムーズに収まります。
相手先に手渡しする際や、郵送で届いたときの存在感・重厚感があり、企業の信頼性を直感的に伝えることができます。複数枚の契約書や、折り目をつけてはいけない公式文書には欠かせない必須アイテムです。
洋長3号(通称:ようながさん / 洋0)は、長3封筒と同じ寸法ですが、長辺側にフタ(フラップ)が配置された横型の洋封筒です。
欧米スタイルの洗練された印象を与えることができ、封筒を開けた瞬間に中身のタイトルや挨拶文が目に飛び込んでくるため、ダイレクトメールの開封率向上や、フォーマルな挨拶状・招待状に好んで用いられます。
長3封筒と同様に「定形郵便(110円)」で送れるため、スタイリッシュな見た目と郵送コストの抑制を両立できる点が大きなメリットです。
オリジナル封筒のサイズを決定する上で、絶対に無視できないのが「郵送コスト」です。
2024年10月1日、日本郵便による郵便料金の改定が実施され、手紙(定形郵便)や定形外郵便の料金が大幅に見直されました。特にビジネスで大量の郵送物を扱う企業にとって、サイズの選び方は年間経費に直結します。
| 項目 | 定形郵便物 | 定形外郵便物(規格内) |
|---|---|---|
| 最大サイズ | 長辺 235mm × 短辺 120mm | 長辺 340mm × 短辺 250mm |
| 最小サイズ | 長辺 140mm × 短辺 90mm | 長辺 140mm × 短辺 90mm |
| 最大厚さ | 1.0 cm(10mm)以内 | 3.0 cm(30mm)以内 |
| 重量上限 | 50g 以内 | 1kg 以内 |
| 郵便料金(改定後) | 50g以内:一律 110円<br>(旧84円・94円が一本化) | 50g以内:180円(旧120円)<br>100g以内:270円(旧140円)<br>150g以内:320円(旧210円) |
| 主な該当封筒 | 長形3号、洋長3号、長形4号 | 角形2号、角形3号、角形20号 |
定形郵便(長3・洋長3)と定形外郵便(角2)では、1通あたり最低でも70円の送料差が生じます(110円 vs 180円)。
仮に、月間1,000通の書類を発送している企業の場合:
三つ折りが許容される書類を長3封筒に切り替えるだけで、月額70,000円、年間で実に84万円もの経費削減につながります。
長3封筒を使っていても、同封する書類の枚数が多かったり、返信用封筒やノベルティを同封して厚さが「1.0cm」を超えてしまうと、郵便局の機械を通らず「定形外郵便(180円〜)」として扱われます。 大量発送の際は、用紙の厚みや同封物を含めた総重量・総厚みを事前に計量しておくことが大切です。
封筒のサイズが決まったら、次は「紙質(素材)」と「紙の厚み」を選びます。相手に与える印象だけでなく、書類の透けやすさや破れにくさに関わる重要な工程です。
| 紙の種類 | 色・質感の特徴 | 印象・メリット | おすすめの用途 |
|---|---|---|---|
| ケント紙(白封筒) | 表面が滑らかで清潔感のある白色 | 誠実、クリーン、洗練。カラーロゴや社名印刷の発色が非常に鮮やか | 請求書、契約書、挨拶状、一般的な企業封筒の第一候補 |
| クラフト紙(茶封筒) | 木材パルプ本来の素朴な茶色(未晒・半晒) | 耐久性が高く破れにくい。用紙コストが最も安価 | 社内便、配送用、官公庁向け、コストを最優先する発送物 |
| カラークラフト / パステル | 淡いブルー、グレー、グリーン、ピンク等 | 企業のコーポレートカラーに合わせやすい。親しみやすさの演出 | 販促DM、案内状、サロン・クリニック、ブランド封筒 |
ビジネスシーンで迷った場合は、最も格式が高く印刷適性に優れた**「ケント紙(白)」**を選べば間違いありません。
封筒用紙の厚さは、1平方メートルあたりの用紙重量を表す「米坪(g/㎡:グラム毎平方メートル)」で表記されます。数字が大きくなるほど厚く、しっかりとした質感になります。
「白いケント封筒で作ったら、光にかざすと請求金額や口座番号が外から読めてしまった」という失敗は後を絶ちません。
プライバシーマーク(Pマーク)取得企業や、個人情報・機密情報を日常的に取り扱う企業では、**「透け防止加工封筒(遮光封筒)」**の採用が強く推奨されます。
透け防止封筒は、紙の内側に特殊なグレーやブルーの遮光層をコーティングしたり、内面に地紋(幾何学模様)を印刷することで、強い光を当てても中身が一切透けない構造になっています。相手先へのセキュリティ配慮としても非常に高い評価を得られます。
オリジナル封筒を発注する際、見落としがちなのが「封筒のフタ(フラップ)をどうやって閉じるか」という仕様です。
発送数が毎月数百通〜数千通にのぼる場合、手作業でスティック糊やテープのりを塗る作業は莫大な時間的ロスになります。あらかじめ封筒のフタ部分に糊加工を施しておくことで、発送作業のスピードを大幅に向上させることができます。
| 口糊の種類 | 接着の仕組み | 有効期間(保存目安) | メリット | 注意点・デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 両面テープ(スラット / エルコン) | フタ裏に両面テープが貼られており、剥離紙を剥がして接着 | 約1年〜2年 | 粘着力が最も強力で長期保存に強い。誰でも確実に封ができる | 剥離紙(ゴミ)が出る |
| アドヘア(クイック / 口糊合わせ) | フタ側と胴体側の両面にゴム系糊が塗布されており、重ねて押すだけで瞬時に接着 | 約3ヶ月〜6ヶ月 | 剥離紙が出ず、ワンタッチで最速の封緘作業が可能 | 湿気や乾燥に弱く、長期間保管すると粘着力が落ちるため早期使い切りが必要 |
| 水糊(アラビア糊) | 切手のように、水で濡らすことで粘着力を発揮する糊があらかじめ塗布されている | 半永久的 | 単価が安い。自動封入封緘機(インサーター)での大量処理に最適 | 手作業の場合はスポンジや水を用意する手間がかかる |
| 加工なし(糊なし) | 口糊が一切ついていないプレーンな状態 | - | 封筒自体の製作単価が最も安い | 封緘時に事務用スティック糊やテープのり、セロハンテープが必要 |
日常業務でストックしながら使う一般的なオフィス用封筒には、経年劣化しにくく粘着力が確実な**「両面テープ(スラット加工)」**が最も扱いやすく人気です。
オリジナル封筒を作る製造アプローチには、大きく分けて**「既製品刷り込み(後刷り)」と「別製オーダーメイド(展開印刷・製袋)」**の2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットを正しく理解し、自社の予算・ロット・デザイン要望に合った方式を選択しましょう。
【既製品刷り込み印刷】
既存の完成封筒 ───▶ 表面・裏面に名入れ印刷 ───▶ 完成(短納期・小ロット向け)
【別製オーダーメイド印刷】
平判の大きな用紙 ───▶ 全面フルカラー印刷 ───▶ 窓抜き・型抜き ───▶ 貼り合わせて製袋 ───▶ 完成(全面デザイン・大ロット向け)
あらかじめ製袋された無地の既製封筒を仕入れ、専用の印刷機で社名、ロゴ、住所などを上から印刷する手法です。
平らな1枚の紙の状態で印刷(オフセット印刷など)を行った後、型抜きをして糊付けし、封筒の形に組み立てる手法です。
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郵便局では機械によって高速で消印や仕分けが行われます。スムーズな配送を妨げないため、以下のスペースには文字や濃いデザインを入れないよう配慮します。
封筒に会社のシンボルマークやロゴを印刷する場合、Webサイト用の画像(JPEGやPNG)をそのまま使うと、印刷時に輪郭がギザギザになったりぼやけたりしてしまいます。
印刷所へ入稿する際は、拡大縮小しても劣化しないAdobe Illustrator形式(.ai)のアウトライン化されたベクターデータを用意しましょう。コーポレートカラーの厳密な色合わせ(DICやPANTONEなどの特色指定)を行う場合もベクターデータが不可欠です。
関連記事ノベルティのロゴデータは何を用意する?名入れ入稿とAIデータがない場合の対処ノベルティの名入れ印刷に必要なロゴデータの形式(AI・EPS・PDF・画像)の違いや、AIデータがないときの社内外の探し方、制作会社への相談・入稿前チェック項目を解説します。オリジナル封筒の製作で失敗しないために、発注前に確認すべき5つのチェック項目をまとめました。
【オリジナル封筒 発注前チェックリスト】
□ 1. 封入書類と折り方の決定
- A4三つ折りなら「長形3号」または「洋長3号」
- A4書類を折らない・クリアホルダーごと入れるなら「角形2号」
□ 2. 郵便区分の確認
- 定形郵便(110円)に収めたい場合は「長3」「洋長3」(厚さ1cm・50g以内)
□ 3. 用紙と厚みの選定
- 迷ったら誠実で発色の良い「ケント紙(白)」
- 厚みは長3なら80〜85g/㎡、角2なら100g/㎡が標準
- 請求書や機密書類なら「透け防止封筒」を選択
□ 4. 口糊(封緘加工)の有無
- 保管期間が長く確実に密閉するなら「両面テープ(スラット加工)」
- 剥離紙を出さず瞬時に大量処理するなら「アドヘア加工」
□ 5. 印刷方式とロット
- 100〜1,000部程度で標準的な名入れなら「既製品刷り込み」
- 全面デザインやフチなし、特注サイズなら「別製オーダーメイド」
自社に最適なサイズと仕様を選べば、日々の発送業務が劇的に効率化されるだけでなく、取引先に対して洗練された企業イメージと安心感を届けることができます。
「自社の用途だと長3と洋長3のどちらが良いか迷っている」「透け防止加工やロゴ刷り込みの正確な見積もりを比較したい」といった場合は、ぜひお気軽にヒビノベのオリジナル資材・印刷サービスへご相談ください。小ロットから大ロットまで、用途に合わせた最適な仕様設計をサポートいたします。
エコーマインド株式会社 企画販売部
文具商社エコーマインド株式会社で、ノベルティ・オリジナル企画品を専門に扱う部門です。
文具・販促品の取り扱い経験と法人向けの企画提案ノウハウをもとに、企業の販促・広報・総務担当者に向けた商品選びや制作に関する情報を監修しています。