
ノベルティのロゴデータは何を用意する?名入れ入稿とAIデータがない場合の対処
ノベルティの名入れ印刷に必要なロゴデータの形式(AI・EPS・PDF・画像)の違いや、AIデータがないときの社内外の探し方、制作会社への相談・入稿前チェック項目を解説します。

上司から「次のイベントに向けて、何かいい感じのノベルティを用意して」と頼まれたものの、何から決めればよいか迷うことがあります。 「いい感じ」のイメージや優先したい条件は、人によって異なります。依頼の内容を確かめずに商品を探すと、候補を絞れなかったり、提案をやり直すことになったりします。 この記事では、依頼者に聞くこと、商品を探す前にそろえる条件、候補を2案にまとめて比べる方法を紹介します。確認文と比較表の例も掲載します。

依頼者も、具体的な品物まで決めていないことがあります。商品を探す前に、企画の目的や条件を確認します。一度に多く質問するのではなく、候補を選ぶために必要な点から聞きます。
まず、何のために、誰に配るのかを確認します。 展示会ブースに立ち寄ってもらうためか、商談後に渡すためかで、品物や渡し方の条件は変わります。目的に合わせて、配りやすさや持ち帰りやすさなどを確認します。 あわせて、既存の取引先か新しい見込み顧客か、どのような場面で使うかも聞きます。相手や利用場面が分かると、品物を選ぶ条件を決めやすくなります。
次に、納期、予算、品質やブランドイメージなど、今回優先する条件を聞きます。 配布日が決まっている場合は、納期を優先する必要があります。予算の上限がある場合は、総額を条件に含めます。 納期や予算などをすべて満たせない場合に備えて、優先順位も共有します。たとえば、「配布日に間に合うことを優先し、その範囲で予算に合う品物を探す」と確認しておきます。
関連記事初めてノベルティ担当になったら何から始める?失敗しない進め方と社内調整・発注の完全ガイド上司から突然ノベルティ担当を任されて焦っている方へ。商品選びの前に社内で確認すべき前提条件や、失敗しない発注スケジュール、制作会社への見積依頼、次回を楽にする引き継ぎまで、初心者に寄り添って分かりやすく解説します。目的や優先順位を確認したら、商品を探す前に決まっている条件を書き出します。 配布日や納品希望日、数量、予算、納品場所、名入れの有無などを整理します。条件が決まっていない項目は、依頼者に確認するか、見積時に相談する内容として残します。 納期や在庫、印刷にかかる日数は商品や加工方法によって異なります。候補が決まったら、取り扱い窓口に条件を確認します。
商品を見るジェットストリーム スタンダード仕様と取扱条件を確認する社内へ提案するときは、本命案と比較案を同じ項目で並べる方法があります。共通の項目で比べると、違いや確認点を伝えやすくなります。
色違いや似た品物を並べるだけでなく、選ぶ理由が異なる候補を用意します。 たとえば、実用性を重視した品物と、配布時の印象を重視した品物を比べます。目的に合う案を選べるよう、それぞれの特徴と留意点をそろえて書きます。

候補と一緒に、依頼者に決めてほしい点を伝えます。 各案の見積金額や名入れの内容、仕様上の注意点を示し、「実用性と配布時の印象のどちらを優先するか」など、具体的な判断を依頼します。
関連記事ノベルティの予算はどう決める?見積費目と比較のポイント商品代だけで決めないノベルティ予算の考え方。見積で確認したい費目と依頼条件を整理します。希望日に間に合わない場合や予算に合う候補がない場合は、制作を見送る、別の配布物を使うなどの案も依頼者に伝えます。 日程に余裕がない場合は、校正方法や品物を変えられるかを制作会社に確認します。変更しても条件を満たせない場合は、依頼者と別の方法を検討します。 会社案内を渡す、次回のイベントに向けて準備をやり直すなど、条件に合う方法を依頼者と検討します。
依頼者に確認するときの文例と、候補を比べる表の例です。案件に合わせて項目を調整してください。
【確認メッセージの文例】 お疲れ様です。[依頼者名]さん ご相談いただいた[イベント名/企画名]のノベルティについて、ご要望に沿った候補を選定するため、恐れ入りますが以下の3点についてご意見をお聞かせいただけますでしょうか。
いただいた回答をもとに、条件をそろえた2案の比較候補を作成して共有いたします。よろしくお願いいたします。
【社内検討用の2案比較表テンプレート】 社内確認用にまとめる比較表の形式です。同一の項目で整理することで、判断のポイントが明確になります。
| 比較項目 | A案(実用性重視・本命案) | B案(話題性重視・比較案) |
|---|---|---|
| 想定アイテム例 | ステーショナリー・モバイル周辺小物 | 再生素材・エコ素材の日用雑貨 |
| 選定の狙い | 業務での利用頻度が高く、手元に残りやすい | 企業の環境配慮姿勢が伝わり、会話のきっかけになる |
| 名入れの印象 | ロゴを控えめに配置し、日常使いしやすくする | 素材感と調和させ、取り組みを説明する文言を添える |
| 検討上の留意点 | 定番品のため他社と重複する可能性がある | 好みが分かれる場合があり、実用シーンの事前想定が必要 |
| 判断のポイント | 確実に使ってもらうことを優先するか | 配布時の印象や話題性を優先するか |
※実際の単価、版代、納期、最低ロット数は、商品仕様や印刷方法、発注時期によって変動するため、見積もり取得時に各条件を必ずご確認ください。
依頼を受けたら、商品を探す前に目的、相手、優先条件を確認します。条件がそろったら、違いの分かる2案を同じ項目で比べて提案してください。
エコーマインド株式会社 企画販売部
文具商社エコーマインド株式会社で、ノベルティ・オリジナル企画品を専門に扱う部門です。
文具・販促品の取り扱い経験と法人向けの企画提案ノウハウをもとに、企業の販促・広報・総務担当者に向けた商品選びや制作に関する情報を監修しています。