
ノベルティのロゴデータは何を用意する?名入れ入稿とAIデータがない場合の対処
ノベルティの名入れ印刷に必要なロゴデータの形式(AI・EPS・PDF・画像)の違いや、AIデータがないときの社内外の探し方、制作会社への相談・入稿前チェック項目を解説します。

ノベルティを手配するときに確認したいのが、イベントまでに品物が届くかどうかです。展示会や周年行事など使用日が決まっている場合は、制作会社の納期に加えて、社内確認や納品後の作業にかかる時間も見込む必要があります。
イベント開催日の何日前に発注すればよいかは、商品や加工方法、数量などによって異なります。制作期間だけでなく、社内でのデザイン確認やデータ準備、納品後の仕分けや会場搬入も含めて日程を組みます。
この記事では、ノベルティを使う日から逆算して、いつまでに何を決めるかを整理する方法を紹介します。
関連記事初めてノベルティ担当になったら何から始める?失敗しない進め方と社内調整・発注の完全ガイド上司から突然ノベルティ担当を任されて焦っている方へ。商品選びの前に社内で確認すべき前提条件や、失敗しない発注スケジュール、制作会社への見積依頼、次回を楽にする引き継ぎまで、初心者に寄り添って分かりやすく解説します。スケジュールはイベント当日から考えるのではなく、検品や仕分けを終えて品物を使える状態にする日から逆算します。当日納品の場合、内容を確認したり配布場所へ運んだりする時間が取れないことがあります。
逆算の起点とすべきは、配布の準備がすべて完了していなければならない「使用可能日」です。使用可能日とは、届いた荷物の検品を終え、必要に応じて仕分けや封入を済ませ、会場への発送や持ち込みができる状態にする日を指します。
配送の遅れや印刷不良などが起きた場合に備えて、納品後の確認や調整に使う日数も見込んでおきます。必要な余裕は、商品や納品方法をもとに検討します。

品物をどこで受け取り、どう会場へ運ぶかを先に決めます。
主な受け取りルートには、自社オフィスで一度受け取る方法と、イベント会場へ直送する方法の2種類があります。
自社で受け取る場合は、以下の工程にかかる時間を織り込む必要があります。
一方、イベント会場へ直送する場合は、会場ごとの受入規定を事前に確認しなければなりません。
搬入指定日や社内での仕分け日が分かると、制作会社への納品希望日を決められます。
関連記事展示会ノベルティの選び方|配布場面・数量・搬入を整理する展示会で配る相手と場面から、必要数量や持ち帰り条件、当日の運用を整理します。使用日と受け取り方法が決まったら、候補品の制作方法を確認します。名入れか別製かによって、発注から納品までの工程が変わります。
既製品への名入れは、国内の倉庫にすでにある無地のボールペンやトートバッグ、タンブラーなどに、企業名やロゴを印刷する方式です。
通過する主な工程は以下の通りです。
注意が必要なのは、在庫状況と印刷手法です。国内在庫が切れている場合は海外からの入荷待ちとなり、通常よりも大幅に時間がかかることがあります。また、パッド印刷、シルクスクリーン印刷、フルカラーインクジェット印刷、レーザー刻印など、選択する加工方法によって加工ラインの混雑状況や乾燥工程の所要日数が変動します。
生地の染色、独自の形状への成型、完全オリジナルの縫製やパッケージ作成など、ゼロから仕様を設計して製造する方式です。
通過する主な工程は以下の通りです。
仕様から作る案件では、試作サンプルのやり取りが複数回発生することが多く、量産前の確認期間が長引きやすい特徴があります。また、海外生産の場合は現地の長期休暇(春節や国慶節、夏季休業など)や港湾の混雑、天候による輸送遅延の影響を強く受けます。開催日まで余裕がないスケジュールの場合、別製・OEMの採用は慎重に判断する必要があります。
使用日と制作方法が決まったら、制作会社側と社内側の工程を分けて日程を整理します。
制作会社の作業期間だけでなく、自社で仕様を決めたり内容を確認したりする時間も見込みます。
使用日を終点にして、次の工程を逆順に並べます。各工程の日数は、社内の決裁ルールや制作会社への確認をもとに記入してください。

納期の起算日は制作会社によって異なります。校了や入金確認の完了後から数える場合もあるため、問い合わせ時に起点を確認します。
工程ごとの日数は、制作会社の回答と自社の決裁日程を確認して記入します。
スケジュールを組むときは、日程に影響する条件も確認します。
逆算して希望日に間に合わないと分かった場合は、制作会社に相談し、変更できる条件があるか確認します。
相談時には、次のような選択肢を確認できます。
商品を見るジェットストリーム スタンダード仕様と取扱条件を確認する納期を問い合わせるときは、「いつ届きますか」だけでなく、使用日や納品場所、商品、数量など決まっている条件を伝えます。
次の項目をまとめて伝えると、制作会社が納期を確認しやすくなります。未定の条件は相談事項として記入してください。
【納期・製作可否の確認依頼】
1. 納品希望日時(使用可能日):
202X年○月○日(○) 午前必着
※イベント開催日:202X年○月○日(○)
2. 納品場所:
・納品先種別:[ 自社オフィス / イベント会場直送 / その他 ]
・郵便番号・住所:
・搬入制限の有無:[ なし / 指定業者あり / 時間指定あり / 荷捌き場あり ]
3. 検討商品・数量:
・商品名 / 商品番号:
・希望カラー:
・希望数量:○個
4. 名入れ仕様:
・印刷位置:[ 表面 / クリップ部分 等 ]
・印刷方法:[ 1色印刷 / フルカラー / 指定なし・相談希望 ]
・印刷サイズ:
・入稿データ形式:[ Illustrator(アウトライン済) / PDF / 画像データ 等 ]
5. 校正確認のご希望:
・校正方法:[ PDF校正のみ / 現物校正希望 / 不要(最短希望) ]
6. 分納の可否(納期調整が必要な場合):
・[ 先行納品○個が可能であれば残数は別日でも可 / 一括納品のみ希望 ]
条件が分かると、制作会社も納期や変更できる仕様を回答しやすくなります。
まずイベント日と会場への搬入日を確認し、検品や仕分けを終える日を決めます。その日から制作会社と社内の工程を逆算し、商品や数量などの条件を添えて納期を相談してください。
エコーマインド株式会社 企画販売部
文具商社エコーマインド株式会社で、ノベルティ・オリジナル企画品を専門に扱う部門です。
文具・販促品の取り扱い経験と法人向けの企画提案ノウハウをもとに、企業の販促・広報・総務担当者に向けた商品選びや制作に関する情報を監修しています。